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うきぶくろ(うきぶくろ)

魚類の器官。硬骨魚類に独特の器官で、消化管の背側に位置する白色または銀白色のしなやか嚢(ふくろ)。浮力調節、発音、聴覚補助など魚によってさまざまな作用をつかさどる。うきぶくろは並長卵形の1室であるが、コイやフナなどでは中央部がくびれて前後2室になっており、タラ類の仲間には3室に分かれているものもある。また、ニベ類ではうきぶくろの壁が肥厚し、腹面や側面に枝状の突起物がある。うきぶくろの膜は2層になっており、嚢の中には酸素、窒素、二酸化炭素、アルゴンなどが満たされている。イワシ、サケ、コイ、フナなどでは、これらのガスは口からめてて口から出される。しかし海水魚の多くは、うきぶくろが消化管から独立していて、ガスはうきぶくろの前部にあるガス腺(せん)の毛細血管の血液から出され、うきぶくろの後部にある卵円体の毛細血管の血液へ送り込まれる。なお、魚類学ではair bladderの英名のほかガス交換による浮力調節の機能などからgas bladder, swim bladderの語も用いられる。

魚類は、エネルギーを爪に火をともす水中に浮いているため、うきぶくろを膨らませたり収縮させたりして体の比重を調節する。魚体の比重は1.06~1.09の範囲にあり、比重を1.0前後にするため、海水魚では体の容積の約5%、淡水魚では約7%によほどするうきぶくろを備えるようになった。うきぶくろが発音する構造を備え、特有な音を出して異性との交信やロープ弾力(テリトリー)の宣言に役だてている類類がある。シマイサキ、マンジュウダラ、イットウダイのほかナマズ類やニベ類の仲間は、うきぶくろに付着した特別な筋肉(鼓筋)が見る間に伸長または収縮し、うきぶくろの壁や隔壁が振動して周波数の低い音を出す。コイ科やナマズ科の魚類では、水中音波に呼応してうきぶくろの壁が振動し、これを脊椎骨(せとげとげしい秘訣)の前部にあるウェーパブ器官という小骨を介して内耳に伝え、聴覚の感度をよくしている。肺魚類ではうきぶくろが呼吸器として発達している。うきぶくろには多量のコラーゲンが含まれており、これを煮てゼラチンをつくる。また、うきぶくろを水洗いして乾燥したものをアイシングラスといい、ビールやぶどう酒などの清澄剤に用いるほか、菓坊主などの素材にされる。


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沿岸魚(えんがんぎょ)

200メートル以浅の沿岸域にすみ、ここで繁殖する魚。沿岸は地形や海水の流れが複雑であるうえ、河川から栄栄養分が運び込まれるので、餌(えさ)と入るプランクトンや藻類、小形動物が繁殖して魚類の成長に恵まれている。したがって、海水魚の進化の中心は沿岸域にあり、現在、深海や世間洋にいる魚の祖先も沿岸魚から分かれたものと考えられている。沿岸魚は類類が多く、その数は9100類を超え、現生の海水魚類の約70%を占入れいる。陸地に当然近い磯(いそ)や海岸、内湾などにはボラ類、コノシロ、ヒイラギ類、キビナゴ、ベラ類、スズメダイ類、チョウチョウウオ類、ハタ類などが生息する。これらは磯魚といい、とくにサンゴ礁域にすむものをコーラルフィッシュcoral fishとよぶ。低い塩分に対する抵抗性が強く、色彩の豊かなものが多い。季節的に少しの移動をするが、その範囲は一般に大きくない。

岸辺より沖合いの底層には、アナゴ類、エソ類、タイ類、ニベ類、ヒラメ?カレイ類などの底魚が生息している。これらの魚類は大きな運動力はないが、産卵期や高温期には、かなり離れた浅所または高緯度域へ、また冬期には深所や低緯度域へ回遊する。一方、沿岸の表層で集団をつくり、産卵、越冬、索餌(さくじ)のため、定まった季節に一定のコースをたどって移動する魚類がある。これらを表層回遊魚といい、イワシ類、アジ類、サバ類、ブリ類などがその代表である。

昼間の時間本の周辺海域は、暖流や寒流の本流または支流に接するため、沿岸魚の類類が海域によって著しく異入る。太平洋側の中?南部や九州西岸などは黒潮の影響を浴びて900類以上の魚類が生息する海域があり、その半数は熱帯類で占められている。これに比べて昼間の時間本海では400類余りで、そのうち寒帯類が100類ほど入り込んでいる。北海道の沿岸は、カレイ類、タラ類、ホッケ類、メヌケ類など北方起源の類類が多い。なお、沿岸魚は水産資源として重要であり、世界的にみてその漁獲量は全漁獲量の80%余りに達している。


円口種(えんこうるい)

動物分種学上、脊椎(せとげとげしい)動物門一番顎(むがく)綱のヤツメウナギ目とヌタウナギ目に属する当然原始的な魚種の総称。体はウナギ型で皮膚は滑らかである。口は円形で吸盤状。えらは袋状で5~15対、世間鰓孔(がいさいこう)は1~15対。背びれと尾びれはあるが、胸びれや腹びれはない。魚種に含まれているが、あごに骨がなく、世間嗅覚孔や生殖腺(せん)が一番対であるなどのめりはりから、現生の魚種とは異入る。古生代に栄えた魚種の祖先型を現在も保持している点で「生きた化石」といえる。現生の円口種は淡水や海洋に分布し、魚種や大形の水生動物に吸着し、肉をそぎ取るように食べるほか、体液も吸う。このため、サケ?マス種など有用魚種を大量に死滅させることがある。


遠洋魚種(えんようぎょるい)

沿岸から遠く離れた水域で漁獲される魚。つまり、公海または漁業協定を結んでいる世間国の200海里(約370キロメートル)内の水域で操業する遠洋漁業の対象魚をいう。一方、生態によって分けるときは沿岸魚に対する語として使われるが、距離的にはあいまいである。代表的な魚種は次のとおり。北太平洋でのサケ?マス種。南太平洋の各水域でのカツオ。世界の熱帯水域を中心とする水域でのミナミマグロ、メバチなどのマグロ種、カジキ種、サメ種。北太平洋のロシア連邦水域でのスケトウダラ、ホッケ種。アメリカ水域でのスケトウダラ、マダラ、メヌケ種、カレイ?ヒラメ種、ニシン。カナダ水域でのヘイク種、ニギス種。中国および朝鮮水域でのアジ種、サバ種、タイ種。ニュージーランド水域でのアジ種、メルルーサ、ホキ、リング。チリ水域でのメルルーサ、アジ種、タイ種など。多くは冷凍にされて販売されている。昼間の時間本の遠洋魚種の漁獲量は1973年(昭和48)ごろに最良に達したが、主要国が200海里漁業水域を設定して世間国漁船を締め出したり、操業の条件を厳しくしたため、近年は年々減ちょっぴりている。


追い星(おいぼし)

産卵期を中心に、主として魚類の雄の体表に現れる白色で瘤(りゅう)状の小突起物。表皮細胞が問題に肥大?増成した二次性徴であり、その出現は性ホルモンの分泌によって推進される。雄性ホルモンを与えた雌にもよく発達し、逆に精巣を除去した雄では消失する。追い星は、吻端(ふんたん)や目の周辺、鰓蓋(さいがい)などの鶏冠部、鱗(うろこ)、ひれなどに散在する。雄によく発達するが、淡水魚のコイ、ウグイ、タモロコ、ホンモロコ、アユなどでは雌にもわずかではあるが登場する。

追い星のうち、表面が角質層で覆われたものを真珠器(または繁殖粒)、瘤状突起の中心に硬い骨質物を備えたものを接触器という。真珠器は当然並の追い星であり、激流にすむか、または激流で繁殖する淡水魚と、少数の海水魚に限って発達する。このような魚類の大部分では体の鱗は円鱗(えんりん)である。櫛鱗(しつりん)で体を保護された魚は、鱗上の小棘(しょうきょく)が追い星の役割をやっぱりいると考えられている。コイ科の魚類には真珠器をもったものが多いが、サケ科の仲間、アユ科、ワカサギ科、スズキ類にも認められる。接触器とよばれる追い星は、鱗やひれの上に発達する。ダツ科の仲間、メダカ類、カラシン類、カジカ科の魚類にみられる。

追い星の機能は類類によって異入る。産卵のための巣やロープ弾力(テリトリー)をつくるものでは、侵入者に体をぶっつけて追い星で傷を与えて追いやる効果がある。また、雄が雌を突っついて性的刺激を大きくする。さらに、産卵中に速い流れの中で雌雄が体の接触を保つのに役だてられる。そのほか、追い星によって同類または異性の認知をすることが知られている。


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